整形なしで鼻を高くする「隆鼻矯正」とは~【美鼻革命】より~

「隆鼻」とは、もともと美容整形の専門用語です。読み方はりゅうび」です。

鼻を高くしたり、鼻筋をスッと細く高く際立たせたり、鼻全体を美しく外科的治療により整えることです。
「矯正」とは、小顔矯正や歯列矯正からもイメージできるように、「美容」においては、骨や筋肉(歯列矯正でしたら「歯」)及びその周辺組織に働きかけて、形状を美しく整えることに主に使われております。

私が行っている「隆鼻矯正」は、外科的な手術や注射による注入なしに、手技だけで、美容整形のような効果を出そうとするものです。隆鼻矯正の手技では、次のようなことを行います。

・鼻の高さを出す。
・目と目の間になる鼻の根元の高さを出す。
鼻筋を整える。・
・小鼻をスッキリと見せる。
鼻の曲がりを目立たなくする。

具体的には、頭蓋骨の鼻にあたる鼻骨、上顎骨の一部、前頭骨の一部、軟骨部分、その周辺組織に適宜な刺激を与えて鼻全体を整える矯正です。
サロンでは、直接的に鼻に該当しない頭蓋骨の歪みにより、鼻の形状が曲がりとなって影響されている場合、頭蓋骨全体の矯正も併せて行います。

「鼻」は嗅覚器と同時に、呼吸器としての大事な役割があります。鼻が呼吸器として機能しない場合、口からも呼吸できるように補完しあう機能を持っております。
「鼻」の機能そのものは、高さがあろうとなかろうと鼻の穴から内側が最も大切な機関です。

私たちの祖先は、その住んでいた地域に適合するために肌、筋肉、骨の形状を進化させ、またそれに伴って鼻の形状も進化してまいりました。
適合するのに必要だから高い鼻になったり、低い鼻になってそれを引き継いでおります。

高さがあると外部からの衝撃から大切な機能を守るため、鼻の骨が、鼻の低い方に比べて相対的に硬めになる傾向があります。また高さがなく肉厚で丸みの強い鼻先端の方は、形状としてはお好みでないかもしれませんが、衝撃にも強く優れた鼻のため、骨が硬くなる必要がないので鼻筋が見た目に生じにくい傾向があると思います。

とても低いお鼻の場合、頭蓋骨の一部である鼻骨等より先端の軟骨部分のほうが硬さがある場合があるほど、体は不必要な骨の硬さを作り出さないようです。
人体の神秘だわ!と密かに感動しておりますが、あまり人には伝わらないので普段は公言しておりません。
この呼器としての鼻の機能を逆に利用して、鼻の高さや鼻筋、鼻全体を整えることを手技で行うのが「隆鼻矯正」です。

~天野由紀子著・手技で鼻を高くする「美鼻革命」より~

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